OBLAKO(オブラコ)のボウルはこのように作られている【シーシャボウル】
みなさん、オブラコボウルはご存じですか?
オブラコボウルは、シーシャのボウルの中でも非常にお手軽な価格かつ、その美しいデザイン、そして、その機能性の高さから世界中で毎月数万個販売されているボウルになります。
今回は、そんなオブラコのボウル(特にGLAZEというタイプ)をさらに深掘りして、みなさんにお伝えできればと思います。
オブラコのボウルがどのように製作されているのか、その情報を見つけましたので皆様にご紹介できればと思います。
OBLAKO BOWLとは?
まずOBLAKO のご紹介をさせていただきます。
OBLAKO(オブラコ)はロシアのJapona Hookah という最大手ブランドのうちの一つのブランドになります。
こちらの写真のような非常にシンプルな構造(ラインナップのうちのFLOWは画期的な構造になります)かつ、使い勝手の良さ、値段のお手軽さから世界中で使用されているボウルになります。
現在オブラコでリリースされているラインナップはこのようなものです。
実際にOBLAKOの使用感レビューなどの記事も書かせていただいておりますので、使っていますが、非常に使いやすく、特に特徴がないため、自宅シーシャの初心者などには特におすすめできるシーシャのボウルになります。
店舗で使用されているシーシャ屋さんもあり、以下でインスタグラムのリンクを貼っていますが、大阪の「けむり。」さんと京都の「Sloth」さんでベーシックに活用されています。
SHISHA CAFE SLOTH KYOTOのインスタグラムはこちら
オブラコができるまで
オブラコがどのように製作(生産)されているのかを流れに沿ってご紹介させていただきます。
通常の想像しているような陶器の作られ方とは異なっているので皆さん少しは驚かれと思います。
それでは、oblakoのかわいいデザインの秘密、そして、その商品ごとの誤差のなさをこちらの記事でチェックしていただければと思います。
型が作られそこへ素材を流し込む
OBLAKOボウルは、3Dプリンターで作成した元の形状に併せた型を作成し、そこへ材料となる生地を流し込み、固まったものを何度か焼き上げるという方法で製作されます。
ですので、こちらの写真のように型に記事を流し込むことで、ボウルの元となる芯を作成していきます。
こう言った形で、元になる形を型ベースで製作しているため、Oblakoは個体数による誤差がない(少ない)のです。
焼いたものを整える
続いて、時間を置くと水分が飛ぶことで、ある程度固まります。
そうして固まったものを型から外していきます。
上記の写真を見ていただくと非常に良くわかると思います。
さらに、型にも隙間などがあったり、流し込む部分に跡が残ってしまうので、それをスポンジなどで綺麗に整えます。
塗料を塗る
こうして形がある程度整えられたオブラコのボウルは、塗料が塗られることになります。
ただ、塗料を”塗る”のではなく、オブラコの場合は、塗料につけることでボウルで言うとトップの部分のツルツルした部分が作られます。
(一点どうしても情報収集できなかったのが、塗料につける前にボウルを一度軽く焼くのかどうかということです。基本的に陶器、陶磁器は色をつける前に一度軽く焼き上げることがあります)
簡単に、塗料(釉薬、ゆうやく)の役割についてご説明、そして、塗料(釉薬)を塗らない場合のボウルとの違いについてご説明させていただきます。
釉薬を塗ると、その部分は”温度が上がりやすく下がりやすい”表面に変わります。逆に釉薬が塗っていない部分は、温度が上がりにくく下がりにくい材質になります。
こちらの釉薬を塗ることで、できるだけ早く温度が上がるボウルが出来上がり、シーシャ作りも少し容易に手軽になります。
ただ、釉薬を塗らない、いわゆる素焼きと呼ばれる形のボウルにも良さはあり、シーシャのフレーバーをじっくりと蒸らして濃い味を実現しやすくなります。
最終の焼きあげ
そして、最後に塗料を馴染ませ、強度を持たせるために一度高温で焼き上げることになります。
そうして、完成したかわいいオブラコボウルが我々の手に届くことになります。
オブラコボウルは職人が、気まぐれで色を作り、作っているためランダムカラーで卸売業者の我々にも届くようになっています。
オブラコだからこそ許される、逆に味とも言えるような特徴ですね。
CLOUD SHOPでもOBLAKO BOWLの在庫はまだありますので、ぜひチェックしてみてください。